井の中のアイランド

キヴィキヴィ ダーンッ

薄暮

昨日の疲れが残っていたのか、明朝3時に目を覚ました。

網戸にしていたが、午前3時の街は静かである。生き物の気配が一つもない。なんか奇妙だったので華麗に二度寝を決める。

その後、7時くらいに目を覚ましたが布団の上でなんとなくダラダラ過ごし、結局8時30分頃に活動開始。掃除をひたすらに行った。ただひたすらに。

昼はカップラーメンで適当に済まし、気づいたら2時間くらい昼寝をしてしまった。

世間ではこれを怠惰と呼ぶ。確かに昨日は朝から晩まで活動していたが、だからと言ってこんなではいけない。

だから、夕方涼しくなってから軽く散歩をした。軽くなので15分ほど。駅構内を突っ切って、踏切を越えて自分のアパートまで帰ってくるルート。

17時を過ぎるとすっかり薄暗くなる。日曜日のこの時間なので人はあまり多くない。途中、知らないおばあさんに挨拶されたので、挨拶を返した。知らない人と交わす挨拶ほど心地よいものはない。

車で何度も通っていればいる道だったので、新たな発見は特になかった。軽いつもりで始めた散歩だったので、別に刺激はいらないのだ。