井の中のアイランド

大蛇に丸呑みされたことがある

青木宣親

青木宣親選手が引退してしまう。

青木選手は僕がプロ野球を見始めた2003年オフのドラフトでスワローズに入団した。プロ1年目は2軍で研鑽を積み、2年目からレギュラーに定着した途端、当時史上2人目のシーズン200安打を達成。一気にスターダムに駆け上がった。当時小学6年生の僕は一気にファンになってしまった。

忘れもしない2008年、秋田こまちスタジアムで行われたタイガース戦。1塁側スタンドで観ていた僕の目の前で打ったホームランは一生忘れないだろう。1塁を回ったところで高々とガッツポーズを掲げた姿は、いくらなんでもかっこよすぎた(ちなみに、青木選手は秋田こまちスタジアムで通算4本もホームランを打っている)。

2012年からメジャーリーグに移籍し、2018年から再びスワローズに復帰した後も相変らずヒットメーカーであったが、今年は年齢による衰えもあったのか全盛期並の活躍とはならず、今日、突然の引退発表となった。

会見では「自分の思ったようなパフォーマンスが見せられなくなった」というのが引退を決意した理由だと述べた。ただ、今でも野球が好きだからこれからもずっと野球に携わっていきたいとも語った。

今年の5月、仙台に観に行ったイーグルス戦で青木選手はスタメン出場していた。全てのプレーを目に焼き付けておいてよかった。本当によかった。来年から青木宣親選手は観られないのだから。

プロ野球生活お疲れ様でした。これからもファンでいます。