リーグ優勝

2022年9月25日、東京ヤクルトスワローズセ・リーグ優勝を決めた。優勝争いをしているベイスターズとの一戦ということもあり、非常に締まった試合だった。最後に決めたのはルーキーの丸山選手。今シーズン、決して打率が高い訳ではなく、代打も考えられた場面であったが、信じて送り出した首脳陣、期待に応えて結果を出した丸山選手両方に拍手を送りたい。

優勝を決めた瞬間、キャプテンの山田選手は泣いていた。コロナでの離脱もあり、苦しい時もたくさんあったのだろう。僕ももらい泣きしそうになったが、長男なので我慢した。次男だったら我慢できず泣いていたかもしれない。

スワローズの良さは、和だ。間違いなく和がある。選手を信じる首脳陣、それに応える選手たち。経験を伝えるベテランと、それを吸収しようとする若手。そして、普段は目立たない球団スタッフの支えから、熱心に応援するファンの声援まで。スワローズに関わる全ての人の力が結束し、強固な和となっている。チャンピオンフラッグを持って選手たちが球場を一周する際、当たり前のようにマスコットのつば九郎が先頭を歩いていた。これを和と言わずに何を和と言おうか。こういう組織が僕の理想だ。

チームはこれからクライマックスシリーズを迎える。勝ち抜くのは容易ではないが、僕もチームスワローズの一員として、日本シリーズ進出を信じて最後まで応援したい。