井の中のアイランド

エクスとプレス

痛恨

月曜日、スーパーで新玉ねぎを購入した。

1個78円だった。「もうちょっとで新玉ねぎの季節も終わるな」と思ったので、1個だけ購入した。玉ねぎは保存も効くし、新玉ねぎだから生で食べるのもアリだなくらいの気持ちだった。

昨日、同じスーパーで新玉ねぎが1個58円で売られていた。特売日で安く売られていたらしい。

なんてことをしてしまったんだと思った。2日待っていれば新玉ねぎが20円も安く買えたのだ。しかもその日のうちに新玉ねぎが必要だった訳ではなく、なんとなく買っただけだった。

「今日特売で売られているのは普通の玉ねぎなんじゃね?」と思ったが、誰がどうみても新玉ねぎだった。落ち込んだ。

たった20円と思われるかもしれない。そう、たった20円なのだ。生活に大きく影響を及ぼす額ではない。だけど、新玉ねぎを20円安く買える機会を見誤ってしまった。その事実が悔しいのだ。

例えば、10,000円の物が明日には9,980円に値下がりするとなってもあまり気にしない。だけど、78円の新玉ねぎが明日には58円になると知っていたら、絶対に次の日まで我慢していた。同じ20円でも重みは違うのだ。

どの曜日に、どのお店で、どの商品が安くなっているのか、Excelで表にまとめて頭に叩き込んでおかなければいけない。そんな僕を、世界は愚か者と笑うのだろうか。