井の中のアイランド

エクスとプレス

引っ越しの挨拶

アパートの住人に引っ越しの挨拶をしていないことに気づいたので、することにした。

僕のアパートは計8部屋あり、全ての部屋に住人が住んでいるそうだが、とりあえず隣の部屋と真下の部屋にだけしておけばじゅうぶんだろう。その気になれば全部屋への挨拶と、近くにある別のアパートに挨拶に行けないこともないが、変なあだ名をつけられそうなので止めておく。

ただ挨拶したって仕方ないので、適当な粗品を持っていく。以前一人暮らしをしたときはお菓子を持っていったが、よく考えたら相手の好みも知らんのに食品を持っていくのは違ったかもしれない。という訳で洗濯用洗剤を持っていくことにした。日用品ならば絶対に使うことがあるだろうし、好みとかも関係ないはず。以前、僕が逆に引っ越しの挨拶をされたとき、洗濯用洗剤を貰ったのだが、助かる〜って思ったので、その経験を参考にする。

まずは隣の部屋。どんな人が住んでいるのだろう。引くぐらいの美人か上品なおじさまだったら嬉しい。チャイムを押す。出てこない。今は不在のようだ。洗剤を袋に入れて、引っ越しの挨拶に伺った旨を書いたメモを添えてドアにかけておく。

次は真下の部屋。どんな人が住んでいるのだろう。引くぐらいの美人か上品なおじさまだったら嬉しい。チャイムを押す。出てこない。今は不在のようだ。洗剤を袋に入れて、引っ越しの挨拶に伺った旨を書いたメモを添えてドアにかけておく(コピペ)。

結局、どんな人が住んでいるか分からなかったが、いずれにせよ迷惑にならないように気をつけなければならない。部屋の中でスカッシュをしたら隣の部屋の住人に迷惑だろうし、部屋の中で四股を踏んだら真下の住人に迷惑だろう。他人の生活音は絶対に気になるはずなので、周りのことを考えて、ときには助け合いながら暮らしていければいい。