井の中のアイランド

メガネのシャンプー

着ないなあシリーズ

僕が服を購入するのは秋田市に出掛けたときとか、仙台へ遊びに行ったときだけである。

基本的にネットでは購入しない。実際に試着してみないとイメージが湧かないからだ。

しかし、実際に試着して良いと思ったにも関わらず、自宅に帰ってから冷静になって「どう着ればいいのか分からないなあ」っていうケースも多々ある。結果、せっかく買ったのに1度も着ない服もけっこうあるのだ。どうせなのでいくつか紹介したい。

一応言っておくが、服が悪いのではなく僕のセンスの問題である。

デニムジャケットのようでデニムジャケットではないこちら。こういうのって持ってないよな〜と思って、店員さんのアドバイスももらって購入したものだ。しかし、こういうのを持っていない理由は、こういうのが似合わなかったら潜在的に避けていたからだと実感した。店員さんもわざわざ「お前には似合わないぞえ」とは言わないだろう。結局、ほとんど着ないままハンガーに掛けっぱなしにしており、今では飼い猫の毛がめちゃ付着している。

大学進学直前に購入したこちら。こんなデザインの服も似合うんだぜとイキって購入したが、考えれば考えるほど似合わないだろと思ってきて、結局、10年以上ずっとタンスの最深部にしまわれたままである。服の折り目からも時代を感じさせる。龍がデザインされた裁縫セットを選びたがる男子小学生と同じ心理だったと思われる。

夏用のパンツ(本当はズボンと呼びたい)である。僕は大抵無地のパンツを選ぶが、こういうパンツも持っておいたほうがいいよなって、このときも思ってしまったのだ。もちろん試着をしていて、合うなあと思って買った訳だけど、たぶん試着室に霞がかかっていたものと思われる。決して安くはなかったので、この夏はなんとかして履きたいと考えている。

こんな感じで、命を吹き込んでいない服がちらほらあるのだ。次に服を買うときは、冷静な自分でありたいものである。

ちなみにこれはめちゃめちゃ着ます。