井の中のアイランド

エクスとプレス

地面は続いている

7月に買ったゲーム「なつもん」を約1ヶ月かけてクリアした。

した

僕が生涯イチ好きなゲームである「ぼくのなつやすみ」シリーズの派生ゲームであることから、常にワクワクしながらプレイしていた。

主人公は10歳の男の子であるが、家の壁やら崖やらを素手でよじ登ったり、空中で二段ジャンプを決めたり、マントを使って滑空したり、100cm超のブリを釣り上げたりと、その超人的なスペックからネットでは「ぼくなつ・オブ・ワイルド」なんて呼ばれていたりする。懐かしさを追求したゲームであるが、仮にもゲームではあるし、オープンワールドを堪能するためにも必要な要素だったと好意的に解釈している。

印象的だったのは、ゲーム中で「来年には携帯電話の普及率が◯%を超えるらしい」という会話がされていたことだ。作中では1999年の夏が舞台となっている。きっと、現実の1999年でも同じような会話が日本中でされていたんだろうと、感慨深くなった。僕はそういう会話をしたことがなかったから。

この夏、このゲームを遊べて本当によかった。もちろん、秋でも冬でも春でも楽しめるゲームだ。大人になった皆さんも是非。