2023年の新語・流行語大賞が「アレ（A.L.E.）」に決まった。
野球ファンにはお馴染みだが、阪神タイガースの岡田監督が優勝を表現したことで話題となった。野球界からは3年連続の新語・流行語大賞となる。結果的に、野球に興味のない人たちからは「別に流行ってねえだろ」という声が3年連続で聞こえる結果となった。
別に新語・流行語大賞に文句をつけることもないだろと思うが、実は個人的にも「流行ったか？」という疑念は抱いている。今年のアレ（A.L.E.）も、昨年の村上様も、一昨日のリアル二刀流/ショータイムも、野球好きな僕からすればよく耳にしたワードだが、世間一般にはさほど認知されていないのではないか。まあ別にいいんですが。
新語・流行語はその年の世相をよく表すと言われている。マイナスな印象のワードよりは、ここ数年の野球界の盛り上がりを印象づける意味でも、野球に関するワードが大賞になる方がずっといい。
今年のトップ10の中で「観る将」だけ分からなかった。なんJ語かと思ったが、将棋を見て楽しむことを表す言葉らしい。なるほど、将棋も藤井騎士のおかげでここ数年注目度が増している。僕は将棋に関するワードは千日手くらいしか知らないが、ちゃんと見てみると面白いかもしれない。
来年の新語・流行語大賞のトップ10は全て明るい話題で占めてくれたらいいなと思う。ついでに僕も流行るワードを作って表彰を目指してみよう。
