井の中のアイランド

エクスとプレス

紫色の文字だった

姉が本屋に行きたいと言うので、連れて行ってあげることにした。姉は車を持っていないのだ。

由利本荘市で一番大きな本屋へ。僕は仕事の昼休憩時間にしょっちゅうこの本屋に来て暇つぶしをしているので、特に新鮮味を感じなかったが、姉はこの本屋に来るのが初めてらしく、その広さに新鮮に驚いていた。

ただ、僕もこの本屋の全てのエリアに目を通したことはなく、文房具コーナーは全然注目したことがなかったのだが、今回、初めてじっくり見たところ、珍しいペンも置いてあることを知り、けっこう感激した。

ペンの試し書きができるメモもちゃんとあった。いつも思うのだけど、例えば一本のペンを複数の人が試し書きし、それが奇跡的にずっと売れ残っていて、ようやく購入者が現れたときにほとんどインクが残っていないという事態に陥らないか心配になる。少しでもインクの量が多いペンを選びたい。

僕も試し書きメモに適当になんか書こうかと思ったが、「2021.4.14 この日付に覚えがある方は待ち合わせしましょう。…どこで?」という試し書きを見つけてしまい、なんだか怖くなってしまった。2年前だし、自分で書いたことに自分で突っ込んでいるし、やけに達筆だったしで、妙に不気味だったのだ。もしかしたら見てはいけないものを見たかもしれない。

このブログを読んだ方も、試し書きコーナーにはご用心を。あとインクが減りすぎたペンの購入にもご注意を。