昨夜はクリスマス・イブだった。
もはや「クリスマス・イブだってのに一緒に過す恋人がいないぜー!」的な自虐をする気力もなかった。というかその自虐は10年前からやっている。
という訳で、クリスマス・イブも普通に、いつも通り、穏やかに過ごすことにした。
朝は飼い猫のシジミちゃんに起こされる。猫はイベントに感情を左右されず、いつも変わらず猫である。それが良いのか悪いのかは分からない。
日中は出掛けた。もちろん女の子とではないし、同じく彼女がいない友人とでもない。一人で出掛けた。まあ、一人で行くしかない場所だったので仕方がない。たまたまクリスマス・イブの日にそこに出掛ける用事ができてしまったのだ。そこはクリスマスの飾り付けもしていなくて、日常を感じられた。
用事が済んだ後はラーメンを食べに言った。限定メニューを頼んでみたが、僕的にはいまいちだった。限定メニューが外れだったときの感情はどこにぶつけたらいいのだろう。定番メニューを信じきれなかった自分にか。それとも暗い話題ばかりの世の中にか。今度、お馴染みのメニューを食べに来よう。
帰宅してからはM-1グランプリを観た。敗者復活戦からぶっ続けで観た。M-1は人の人生が明確に変わる瞬間を目の当たりにできるから好きだ。今年も大いに笑った。
そういうクリスマス・イブだった。Silent Night.