井の中のアイランド

エクスとプレス

ゆく年

2022年の大晦日である。

例年、この時期の由利本荘市はある程度雪が積もっていて、天気が荒れていることも多いが、今年は雪が全くと言っていいほどなく、おまけに天気も穏やかな1日だった。どうにも年末を感じづらいが、間違いなく今日は大晦日なのだ。泣いても笑っても2022年は今日で終わる。名残惜しいかと言われるとそんなことはない。

僕は大晦日にはどこにも出かけず家でゆったり過ごすことが多いのだが、今年は僕を含めた友人4人で、ファミレスでお昼ごはんを食べてきた。30手前の成人男性4人が大晦日にファミレスってどうなのと思ったが、店内には家族連れ、カップル、一人で来ているおじさんなど、様々な顔ぶれがあった。別に大晦日だからって特別なことはないのだった。

友人とは近況報告など、本当に他愛もない話をした。他愛もなかったけれど、とても楽しかった。家で一人でゆったりしているよりかは勿論、どこかに遠出して年末年始を過ごすよりも、間違いなくこちらの方が楽しかった。次に会うときはもっと別の店でと思っていたが、またファミレスでもいいかもしれない。飲み物がアルコールではなく、ドリンクバーでもこんなに楽しめるのだから。

個人的に特別な1年では決してなかったが、9月からブログを始めたことが少しだけ大きな出来事だったと思う。正直、見てくれている人は全然いないのだが(僕が営業活動を全くしていないから)、それでもやっぱり見てくれている人は少なからずいるわけで、そういう人たちに面白いと言ってもらえるとすごく嬉しい。来年もゆるりと続けていくつもりだ。

今日会った友人たちもそうだし、昨日会った友人もそうだし、ちょっと前に会った友人もそうだし、全然会えていない友人もみんなそうだと思うが、今年もいろいろと制限があった中、本当によく頑張っていた。それはそれはもう頑張り過ぎているくらいに。もちろん僕自身も、手前味噌ながら良く頑張った方だと思う。来年はどんな1年になるだろうか。分からないけれど、引き続き頑張る1年になるだろう。古い考え方なのは重々承知だが、頑張った分だけ後で報われると信じて、日々コツコツ頑張るしかないのだ。僕は人並みに頑張るくらいしかできないから。

2023年。どうか、頑張っている人たちが、頑張って良かったと思える1年になりますように。