井の中のアイランド

エクスとプレス

君にも買えるウルトラ怪獣5000

僕はウルトラマンが好きで、特に怪獣が好きだ。子どもの頃には親におねだりして、たまに怪獣ソフビを買ってもらっていた。

怪獣ソフビ。こういうやつ。

おもちゃ売り場で、プラスチックのタグでぶら下げられた怪獣が並んでいるのを見たことがある人もいるのではないか。それである。

ソフビの歴史は結構古く、1966年にマルサンから発売されたのを皮切りに、1969年にはブルマァク、1978年からはポピーより発売された。そして1983年からはお馴染みのバンダイから発売されており、現在に至っている。

冒頭で載せたのはキングジョーというロボット怪獣で、恐らく1994年頃に造形されたもの。それが何度か塗装変更を繰り返して2013年頃まで販売されていた。僕が集めていた怪獣ソフビはちょうどこの頃のものが多い。ここだけの話、けっこうなプレミアがついているソフビもある。

さて、怪獣ソフビは現在でも販売されているが、今、店頭に並んでいるのは「ウルトラ怪獣500」というシリーズのもの。僕が集めていたソフビは全高が17cm〜20cm程度だったのに対し、ウルトラ怪獣500シリーズは全高がだいたい15cm程である。2cmの差は思ったより大きく、僕が集めていたソフビとは正直別物だ。なのでウルトラ怪獣500を買ったことはない(ちなみに500というのは販売価格が500円だから)。

昔みたいに大きいサイズのソフビを販売してくれないかなぁとずっと思っていたが、あった。

ウルトラ大怪獣シリーズ5000

プレミアムバンダイなど、通販でのみ購入可能なウルトラ怪獣5000という商品である(5000は販売価格が5000円だから)。1983年から2013年までに発売していなかった怪獣がラインナップされているので、ファンには堪らない。しかも現代の技術で制作されるので、昔よりも格段に造形のリアリティが増している。せっかくなので一部を紹介したい。

ウラン怪獣 ガボラ

シン・ウルトラマンにも登場したことで話題となったガボラ。特徴は首回りのヒレで、これがよく再現されている。

横から

背中も細かく塗装されていて、重厚感のあるボディも本物と変わらない。ちなみに札付きで、これも昔ながらのデザインである。

 

四次元怪獣 ブルトン

初代ウルトラマンに登場した怪獣の中でも得体の知れさはNo.1のブルトン。赤と青の隕石が合体した怪獣で、超能力により戦車を空に飛ばして爆発させたり、ウルトラマンを苦しめたりした。

硬式球と比べるとこれくらい。

 

変身超獣 ブロッケン

ウルトラマンエースに登場したブロッケン。ワニと宇宙怪獣を合体させて誕生した超獣だ。

横から

鋭い目や背中の触手まで再現度がカンストレベル。ちなみにブロッケンはボリュームが凄すぎて7500円くらいした。

硬式球と比べるとこれくらい。ブルトンよりだいぶ大きい。

今回紹介した3体は既に生産が終了しており、入手するにはヤフオクなんかで高値で入手するしかない。正直に言うと、ガボラも僕が気づいたときには生産が終了しておりヤフオクで入手した(他の怪獣と2体セットで20000円で落札した。普通に買えれば半額くらいだった)。

現在、プレミアムバンダイでは初代ウルトラマンに登場したガヴァドンAが予約可能だ。皆さんもぜひ予約してみてはいかがだろうか。ウルトラ怪獣5000は、君にも買える。