僕は好きな物は最後に食べるタイプだ。逆に言うと嫌いな物は最初にさっさと食べてしまう。
お弁当にヒジキが入っていたら最初に食べる。食べ物を残すのは勿体ないという家庭で育ってきたので、嫌いでも残しはしない。高菜漬けとか胡麻和えとかも最初に食べきってしまう。嫌いな物をわざわざ最後まで残しておきたくない。デザートでゴマ団子が入っていたら誰かにあげる(餡子はどうしても食べられない)。
他にも例を挙げると、カプリコは持ち手の方から食べる。
こっちから食べる。猫にチョコレートを食べさせてはいけない。
決して持ち手側が嫌いな訳ではないが、カプリコの先っちょのホワホワしたチョコレートの部分が好きなので、最後まで残しておきたいのだ。こんな食べ方をしていたら友達に驚かれたことがあるが、今では「カプリコのあたま」なんて商品が売られている。カプリコの先っちょだけを揃えた商品である。ここだけ売られているということは、つまり需要があるということである。僕以外にもカプリコを持ち手から食べる人はたくさんいたのだ。
そんな感じで、意外な需要がある食べ物の部位はたくさんあるのだ。次は是非、「ウイダーinゼリーの最初に出てくるちょっとした塊」を商品化してほしいと思っている。