井の中のアイランド

エクスとプレス

二十歳の誕生日を振り返ろう

先日、誕生日を迎えついに30歳になった僕だが、20歳が10年前と考えるとゾッとしてしまった。10歳が20年前と言われても「へ〜、そうなんだ〜、ふ〜ん、くじらぐも〜」って感じだが、20歳が10年前は本当にゾッとする。10年前と言えば大学2年生。写真フォルダを見返すと、二十歳の誕生日の写真が何枚か残っていたので、あの日を振り返ってみたい。

まず、20歳になった瞬間にコンビニでお酒を購入した。

20歳と言えば明確な人生の節目。何か記念になることをと思って、嫌がる友人二人をわざわざコンビニまで連れて行き、二十歳になった瞬間にお酒を買ったのだ。店員さんに年齢確認の身分証明を求められたら、ついでに祝ってもらおうかと思っていたが、年齢確認のボタンを押すだけだった、

で、日付が変わる瞬間に無理矢理コンビニに連れて行かれた友人たちが不憫だったので、18時間後に誕生日会に招待した。

誕生日会は主役:僕、企画:僕、運営:僕、会計:僕と、まさに僕による僕のための誕生日会だ。写真の通りピザパーティーを行った。ピザを家まで運んでくれるって素晴らしい。警察の次くらいに重要な仕事だと思っている。

誕生日にはケーキが必要だ。もちろんケーキも人数分購入した。

余談だが、なんとなくケーキ屋さんは女性の店員さんが接客してくれるイメージがあるが、このときに行ったケーキ屋さんは屈強なおじさん3人が接客してくれた。しかもケーキを選んでいる間、3人ともずっとこちらのことを見ている。あんなにプレッシャーを感じたケーキ選びは経験したことがない。ケーキは美味しかった。

さて、誕生日パーティーの締めくくりと言えばビールかけだ。

やった。

二十歳を迎えた人は全員ビールかけを経験しているかと思っていたが、どうもそんなことはないらしい。悪いね、僕だけ“上“に行っちゃって(下だよ)。掃除・洗濯はちゃんとやった。大人だから。

先日の誕生日におめでとうラインをくれた友人から、一人暮らしを始めたら教えてねと言われた(僕は密かに一人暮らしする野望を持っている)。一人暮らしをしたら、またみんなでピザパーティーをするつもりである。エモーショナルである。