井の中のアイランド

エクスとプレス

夏の終わりに猫をシャンプーする

夏の終わりなので、飼い猫のシジミちゃんをシャンプーすることにした。

シジミ

別に夏の終わりが猫のシャンプーに適しているとか、そんな常識はない。飼い猫をシャンプーしようと思った今日が、たまたま夏の終わりだっただけである。

基本的に猫はとても綺麗好きであり、普段からよく自分で毛繕いであったり、手で顔をゴシゴシしていたりする。なので、シャンプーを頻繁にしてあげる必要はない。しかし、普通に暮らしてれば当然汚れてしまうことはあるので、そんなときはシャンプーをしてあげるべきだ。

シャンプー、というかシャワーを苦手とする猫がほとんどのようだ。犬のように水浴びを好む訳ではないので当然か。シャンプー中にじっとしている猫は珍しい。で、ウチのシジミはシャンプーが得意なのかと言うと、めちゃめちゃ苦手だ。シャワーから水が流れているところを見ただけでジタバタする。だから一人ではシャンプーできない。母親と二人体制でシャンプーする。

風呂場にシジミの鳴き声(悲鳴?)がこだまする。もう一匹の飼い猫であるシズクも心配そうに風呂場の外で鳴いている。猫の合唱団。課題曲はCOSMOSだろうか。途中、暴れすぎたシジミが爪を立てながら僕の肩まで登ってきたため、背中から首筋にかけて引っ掻き傷ができてしまった。名誉の負傷だ。

しっかりシャンプーを洗い流した後はドライヤーをかけてあげる。毛量が多いのでなかなか乾かなず大変だが、ちゃんと乾かしてあげないと毛がホワッとしないのだ。猫と人間双方にとって最後の一仕事である。

そんなこんなで、約40分かけてシジミのシャンプーが終わった。次回はシズクの初シャンプーの模様をお届けしたいところだ。