井の中のアイランド

エクスとプレス

ドラフト会議2023

待ちに待ったドラフト当日である。

僕は15:00からドラフト休暇(※)を取った。ドラフト会議は17:00開始なので、別に16:00からでもよかったのだが。※ドラフト休暇とは…普通の有休

ドラフト会議は面白い。多くのアマチュア選手がプロ野球人生をスタートさせる日。どの選手がどの球団と縁が繋がるか見物だ。また、球団側は意中の選手の交渉権を獲得するために、ギリギリまで他の球団と駆け引きしている。それぞれの思惑が垣間見えて非常にスリリングだ。

プロ野球はもちろんペナントレースがメインであるが、ドラフト会議には知る人ぞ知る面白さがある。鮪の大トロよりも実は中落ちが美味しい的なことである。刺身好きにも分かりやすいように伝えたつもりだ。

さて、僕が応援している東京ヤクルトスワローズだが、今年は1位指名選手の事前公表をしなかった。スポーツ紙ではいろいろな予想がされていたが、大方の予想通り國學院大学の武内投手を指名。くじ引きの結果、武内投手の交渉権は獲得できなかったが、外れ1位で専修大学の西舘投手を指名。無事に交渉権獲得となった。東都2部リーグの所属ながら実力は十分。即戦力として期待したい。

2位以下でも即戦力投手、高校生キャッチャー、若手ショートと現状チームに足りないタイプの選手を手堅く指名できた印象。育成ドラフトではなんと台湾の高校生を指名(ビックリ!)。また、パワーが自慢の高校生内野手も指名し、二軍の試合も楽しみになった。

こうして、ドラフト会議は無事に終了した。指名された選手たちはプロでの活躍を目指して頑張ってほしいし、指名されなかった選手たちも来年以降のプロ入りを諦めないでほしい。

今年のドラフト会議も、僕が指名されなかったこと以外は満点のドラフトだった。