井の中のアイランド

エクスとプレス

腹を割って話そう

水曜どうでしょう」にハマったきっかけは覚えていない。友達に勧められて見始めたのか、面白いという噂を聞いて見始めたのか、はたまたもっと別の理由なのか忘れてしまった。とにかく、気がついたらハマっていた。

水曜どうでしょう」は北海道テレビ制作のローカル番組で、今や国民的スターの大泉洋さん、ミスターこと鈴井貴之さん、藤やん(ヒゲ)こと藤村チーフD、うれしーこと嬉野Dの4人で過酷な旅や企画に臨んでいる。酷い目に合うのはだいたい大泉さんだ。

この番組の凄いところは、レギュラー放送終了から20年以上経つにも関わらず、未だに再放送されているという点だ。しかも、元々ローカル番組でありながら全国47都道府県で放送されている。秋田県でも毎週水曜深夜に人気シリーズが放送されている。ウィキペディアの充実度もローカル番組のそれではないし、水曜どうでしょうが何故面白いのか研究した書籍まで出版されている。

番組は基本的に、大泉さんと他の出演陣の掛け合い(口論)で進んでいくのだが、この掛け合い(口論)が素晴らしい。「この人たちは何故こんなにもスラスラと面白い掛け合い(口論)が出来るのだろう」と感動すら覚える。それから、若き日の大泉さんにD陣が容赦ないのも良い。夏野菜を作る企画では思いっきり煎餅をぶん投げられていた。究極のうちわノリを見ているようで、ゆったり見ていると沼から抜けられなくなる。

来年、新作も放送される水曜どうでしょう。僕も一生どうでしょうするつもりだ。