美容師(以下、美)「よろしくお願いします」
僕「お願いします〜」
美「長さはどうしましょう?」
僕「前回来たのが1月だったと思うので〜、伸びた分だけ…1.5cmくらい切ってください」
美「少し段差もつける感じで?」
僕「…ですね、お願いします」
美「かしこまりました~」
僕「…」
美「…」
僕「…やっぱりボリュームつけるってなるとパーマかけるしかないですかね?」
美「う〜んそうですね、トップだけ緩めにかけるとけっこうボリューム出ますよ」
僕「めっちゃ初歩的なこと聞いてアレなんですけど、パーマかけるとどれくらい持ちます?」
美「だいたい2ヶ月くらい持ちますけど、初めてかけるってなるとあまり馴染まないこともあるので、1ヶ月くらいで抜ける場合もありますね」
僕「じゃあ大体1ヶ月ちょいと思ってたほうがいいですね、最初は」
美「ですね」
僕「周りの人から、あまりにも見た目が変わらないねって言われすぎて、ちょっと考えてるんですよ」
美「そうなんですか(笑)逆にずっと変わらないって凄いと思いますよ(笑)」
僕「いや…はは(笑)」
美「緩めのパーマ似合うと思いますよ」
僕「ですかね」
美「次は是非検討してみてください。だいたい2時間くらいかかるので余裕持っていただければ」
僕「ですね…はい」
美「…」
僕「…」
美「さっきJALのキャンペーンで片道6,000円くらいってゆうのがあって」
僕「…はい」
美「しばらく旅行行けてないので、申込みしようかと思ったんですけど、殺到してたのかサーバー落ちしてて申込みできませんでした~」
僕「あ〜コロナが5類になるんで行きやすくなるんで、皆考えること一緒なんでしょうね」
美「ですね~大阪とか行きたかったんですけど」
僕「自分も仕事柄…あ、医療機関に勤めてるんですけど、全然県外に行けてないっすね」
美「医療機関!看護師さん?スーツ着てるってことは事務員さんですか?」
僕「ですね事務員ですね」
美「スーツで仕事ってかっこよくないですか?」
僕「いやいや(笑)地味〜な仕事してます(笑)」
美「いやいや(笑)この仕事してるとキーボード操作することってないんですけど、たまに操作すると片手です」
僕「いや自分もそんなもんですよ。ブラインドタッチとか一生できないです」
美「ですよね〜」
僕「…」
美「…」
僕「…」
美「今日暖かかったですよね」
僕「ですね暑いくらいでした」
美「ですよね〜」
僕「今年は溶けるの早かったですね」
美「ですね〜。あ、でも凄く吹雪いてる日あったじゃないですか」
僕「やばかったっすね」
美「あの日犬の散歩してたら雪に埋まった車があって〜それ大学生だったんですよ」
僕「はい」
美「見捨てるのもあれだったんで手伝ったんですけど、全然役にたたなくて自分に幻滅しちゃいました」
僕「いやでもそういうときっていてくれるだけで心強いと思いますよ」
美「いや〜自分の親も呼んだんですけど、最終的にはJAF呼んでなんとかなったみたいです」
僕「まあ本当にどうしようもなくなったらJAF呼んじゃうのが確実ですよね」
美「ですね〜。あ、でもその後その大学生、無事に帰れましたってわざわざ連絡くれたんですよ」
僕「ほう?」
美「犬の散歩してるとき携帯持ってなかったんでその大学生の携帯借りたんですよ。それで家にかけたんですけど履歴残るじゃないですか。それで連絡くれたんです」
僕「律儀っすね。いや律儀っすね」
美「律儀ですね。なんていい子なのかしらって」
僕「なりますよね。自分だったらそこまでできないかも」
美「ですよね〜。役に立ってたみたいでよかったです」
僕「嬉しいですよね〜」
美「…」
僕「…」
美「ちょっとマスク取れますかね?耳のあたりとか整えるので」
僕「はい」
美「…」
僕「マスクの対応ってどうなります?コロナ5類になりますけど」
美「お客さんには強制しないと思います。スタッフはしばらく着用続けますけどね〜」
僕「ですよね〜」
美「病院は?」
僕「病院はやっぱりまだ必須ですね」
美「ですよね〜」
僕「…」
美「…」
僕「…」
美「…こんな感じで…後ろとかも」
僕「はい…うん、はい、うん」
美「よろしいですか?」
僕「はい。いい感じですね、ありがとうございます」
美「はい、お疲れ様でした。次は是非パーマも試してみていただいて」
僕「ですね(笑)余裕見つけて」
美「またお願いします〜」
僕「ありがとうございました〜」
夜風「パーマにすんの?」
僕「迷い中〜」
月光「してみれば?」
僕「みようかな」
新緑「せっかくだし」
僕「もうちょい考えるわ」
楽しい1日だった。