井の中のアイランド

エクスとプレス

マスク

マスクの着用が個人の判断に委ねられることとなった。これまでは屋内では原則着用、屋外では原則着用とされていたが、今後はマスクの着脱を強いられることがなくなる。相変わらずのコロナ禍ではあるが、一つ前に進んだ印象だ。

僕はというと、医療機関に勤めているため、引き継ぎ多くの時間マスクをする。というよりも、酷い花粉症なのでこの時期は否が応でもマスクを着用しなければいけない。花粉症に効くワクチンはないのだろうか。

この春、中学校や高校を卒業する学生は、マスク生活で3年間を過ごした世代となるらしい。卒業アルバムで同級生の顔を初めて知る場合もあったようだ。同級生の顔をほとんど知らず(ほとんど知られず)、学生生活を終えてしまうのは寂しい。

コロナ禍初期はマスクが世の中から消えた。ネットオークションで普段なら有り得ない金額で出品されていたり、国からマスクが送られてきたりした。あんな目にはもう遭いたくない。マスクを着用する機会なんて、本当は年に数回でいいはずなのだ。