井の中のアイランド

エクスとプレス

高校入試!

令和5年度の高校入試(秋田県内の県立高校)が3月7日に実施される。今回の入試から秋田県の公立高校の入試制度が変わるようだ。僕が学生だった頃は1月下旬頃に前期選抜(スポーツ推薦みたいなやつ)があって、一部の同級生は早々に進学先を決めていたが、今回から前期試験は特色選抜に名前を変え、一般選抜と同じ日程で実施されるとのことである。特色選抜、一般選抜ともに同内容の学力テストも行われるそうなので、高校入学後の学力の均衡には一役買いそうな気がしている。じゃあ誰が特色選抜に出願するんだという疑問はあるが。

僕は一般選抜に出願したので、他のほとんどの同級生と同じタイミングで受験をした。同日・同時刻に秋田県内の同学年が同一の問題を解いているなんて、今考えるとちょっと面白い。

入試の一週間前あたりから、僕はとてつもなく緊張していた。中学生の頃の僕は、それなりに勉強にも熱心だったし、志望していた高校は普段の僕の成績を考慮すると、余裕で合格できるくらいのレベルだった。それなのに、緊張していた。高校入試とは人生で一番最初に訪れる大勝負だ。一部例外もいるだろうが、大多数の人は人生が大きく変わるくらいの勝負事を中学3年生の2月までに経験してきていない。僕は一部例外に属していなかったので、人生初の勝負を前にして気持ちが萎縮していたのだった。緊張は当日まで続いたが、いざ学力テストが始まったら思いの外落ち着いて対処でき、晴れて第一志望の高校に合格した。

勝負に勝つ秘訣は(根拠の有無に関わらず)自信と準備だ。僕はなかなか自信を持てるタイプではないので、それを補えるだけの準備をしなければならない。準備は自信の不足を、多かれ少なかれ埋めてくれる。