井の中のアイランド

エクスとプレス

個性や自由

僕の務めている職場で会計監査が実施された。

新年度になってから、僕も一部の会計業務を受け持つようになったため、僕も監査に参加した。とは言え、監査の対象となるのは前年度の会計だから、僕が関与した項目はない。あくまでも今回の監査には勉強として参加することになった。

会計士の先生から質問があった場合は、上司が回答してくれた。内容としては決して難解ではないが、「この質問に対してはこの書類を見せてこう説明する」みたいなのが素人の僕にはまったく分からなかった。今日は悪天候で、遠くの山々には霧がかかっていたが、まさしく脳に霧がかかった感じだ。上司からは、今回は参加するだけでOKと事前に言われていたものの、やはりちょっと情けない。

会計業務に携わるのが初めてとは言え、僕も今の職場に務めてから5年が経過している。年齢も30歳に達したので、そろそろリーダーシップを発揮していかなくてはならない。しかし現状は古い会社のフォロワーズ(⇔新しい学校のリーダーズ)である。すぐにとはいかないが、早く先輩から頼られる後輩になりたい。

会計業務は重要な仕事だ。企業が健全かどうかを判断する材料となる。今はまだ分からないことだらけでも、どんどん覚えて、分からないことは聞いて、来年の会計監査では自分だけで対応できるようにしたい。それができたとき、僕も後輩という枠からはみ出していく(パン!パン!はみ出していく〜)。