井の中のアイランド

エクスとプレス

タイムマシン

道を調べるときにGoogleストリートビューを使用しているが、時々、僕の実家のあたりを検索してみると、なんだか面白くなってくる。

僕の実家は田舎にあるので、家周辺の景色は基本的に変わっていないのだが、僅かに違いがあるのだ。例えば、家の前に母の車が停めてあるが、Googleストリートビューに写っている車は今乗っている車ではない。また、庭木の感じも今とはちょっと違っていて、自分の家を見ているはずなのに妙な違和感がある。調べたところ僕の家周辺の画像は約10年前に撮影されたものらしい。見慣れた景色も緩やかに変化していることを実感する。

Googleストリートビューの楽しみ方として僕がよくやっているのは、以前旅行で訪れた場所を見ることだ。「僕はこういう道順でここを歩いたんだよな〜」と懐かしさに浸ることもあれば、「このルートで行けばもっと効率よかったのでは?」と気付きが生まれることもある。

あとは、大学時代に過ごしていたあたりを見るのも楽しい。友人と良く出掛けていたスーパーマーケットまでの道のりや、思いつきで自転車で探索したルート。そう言えば、僕が大学生だったのももう10年前だ。

Googleストリートビューはまるでタイムマシンだ。皆さんも時々過去に戻ってみてはどうだろうか。