日本列島は梅雨の真っ只中だが、季節はもうすぐ夏。夏といえば皆さんは何を思い浮かべるだろうか。水着ギャルだろうか。山ガールだろうか。河童のクゥと夏休みだろうか。僕はやっぱり高校野球である。
第105回全国高等学校野球選手権記念秋田大会は7月7日に開幕する。それに先立って本日、組み合わせ抽選会が行われた。僕自信も高校球児だったので、この日はドキドキする。
まず気になるのは母校の対戦相手だ。高校を卒業してからも、そこだけは欠かさずチェックしてきた。今年の対戦校は12年前、つまり僕が高校3年生のときと同じだった。しかも球場もあの時と同じくグリーンスタジアムよこてである。先日、対戦校の野球部に所属していた友人と、あの夏の思い出話で盛り上がったばかりなので、不思議な因果を感じずにはいられない。
試合の予定日は土曜日なので、観に行くつもりである。母校の選手には高校3年生の頃の僕の魂を念として送ってあげたい。もっとも、僕は夏の大会でベンチ入りできずスタンドで応援していたので、そんな僕の念を送ったところで選手がタイガーラグを踊ってしまうかもしれない。当日は静かに応援する。
ちなみに、グリーンスタジアムよこてブロックには、僕たちが負けた対戦校も名を連ねている。後輩たちにリベンジを果たしてもらおうなんて、ベンチ入りできなかった僕が祈るのは烏滸がましいだろうか。
