皆さんはネタバレをどこまで許せるだろうか。
大抵の人は僅かなネタバレも許容できないだろう。これから見ようとしている映画、お気に入りの漫画のネタバレなんかしようものなら烈火の如く怒るのではないだろうか。
僕はと言うと、ネタバレが全然平気だ。むしろ自分から映画や漫画の結末をリサーチすることもある狂人（くるいんちゅ）である。
思えば、映画『君の名は。』は友人から詳細にストーリーを聞いてからテレビ放送で視聴したし、『天気の子』もこれまた友人から詳細なストーリーを聞いたうえで映画館に観に行った。漫画『鬼滅の刃』もどんなストーリーで、どんな結末を迎えたのかをネットで自分で調べたうえで1巻から最終巻まで購入した。
決してネタバレが好きと言うわけではなく、自分にとって満足できる結末を迎えるかを知りたいのかもしれない。ストーリーを全く知らずに最後まで物語を見て、結果的に僕好みではない結末だった場合と、事前にオチを知ったうえで期待通りの結末だった場合、満足度は後者の方が高い。
要は綺麗な結末が好きで、そういう映画や漫画に触れたいのだ。現実の出来事は決して綺麗な結末ばかりではないから、せめて映画や漫画くらいは綺麗な結末であってほしいと思っている。
人は誰でも最終的に必ず死ぬと考えると、人生は壮大なネタバレをしていると言える。しかし、死に至るまでのストーリーは人それぞれだし、誰にも分からない。僕はその要所要所のストーリーも知りたい。仕事は順調にこなしていけるか、いつ頃から持て始めるか、全部を知りたい。誰か教えてくれ。箇条書きでもいいから。
