11月に購入したポケットモンスターバイオレットをようやくクリアした。
した。
噂に違わぬボリュームだった。休日にちょこちょこ遊んでいたこともあるのか、2ヵ月かかってようやくクリアしたというところだ。
今回のポケモンは初のオープンワールドとなっていたため、割と序盤の方でも強いポケモンやトレーナーと戦闘する場合もあり、なかなか張り合いがあった。フラミンゴみたいなポケモンに手持ちを全滅させられたときは、金/銀でアカネのミルタンクにボコられたときの気持ちを思い出した(それにしても、アカネのように強いポケモンを出してくるジムリーダーがいる一方で、キキョウジムの彼は何を自信満々にポッポを出してくるのか)。フラミンゴみたいなポケモンは、序盤に出てきちゃいけないくらい強いポケモンらしかった。
さて、ネタバレは伏せるが、今回のポケモンは3つの軸となるストーリーを並行してクリアしていき、最後の展開に臨むこととなる。ニンテンドースイッチのグラフィックでプレイしていたこともあるのか、なんだかポケモン映画を見ている気分だった(『ミュウツーの逆襲』しか観たことがないが、まぁそこはいいじゃない)。ゲームのボリュームが分厚いことから、最後の方ではメインキャラクターに少しばかり感情移入してしまった。ポケモンゲームにこうも感情を揺さぶられるとは思わなかった。
初代ポケモン赤/緑がゲームボーイで発売されたのが1996年。今から27年前だ。その分だけポケモンに触れてきた人が増えているということでもある。大人でも楽しめるようなストーリー構成になっているのは、当時からのファンを置いてけぼりにしないための優しさなのかな、と思った。
これからダウンロードコンテンツなんかもリリースされるだろうから、新作ポケモンはさらなる展開を迎えるはずだ。もっともっと、冒険を楽しめる。