車のエンジンオイル交換を完全に忘れていた。
エンジンオイル交換は、エンジンの故障を防ぐためにも大切で、交換の目安は走行距離3,000km〜5,000km毎とされている。前回、エンジンオイル交換をしたのはいつだったか忘れたが、板金屋さんが交換の目安時期をシールで貼ってくれていた。それによると、次は走行距離が52,000kmに達したときに交換が必要だった。にも関わらず、そのことをすっかり忘れ走行距離は60,000kmに達していた。実に8,000kmオーバーである。日本列島が直径約2,845km（南北）だから、日本を往復してもまだ有り余るぐらいの距離だけエンジンオイル交換をしていなかった。
これはいけないと思い、慌てて板金屋に電話をした。翌日に車を持っていけば対応可能とのことで安心した。
次の日、いつも通りに起きて、いつも通りの時間に家を出たが、ハンドルを握るまでエンジンオイル交換のことを忘れていた。今日、仕事が終わったら板金屋に行くのだ。
有給申請して、いつもより1時間早く仕事を切り上げることにした。随分と天気が悪い日だったので、いつも通り17:00まで仕事をしてからだとドタバタするかと思ったのだ。それに、17:00まで仕事をしてしまうと、エンジンオイル交換のことを忘れてそのまま帰宅してしまいそうな気がしたのだ。
16:10。有給申請したことを忘れて、10分余計に仕事をしてしまった。なぜ僕はエンジンオイル交換のこととなると就業時間まで忘れてしまうのか。慌てて職場を出て板金屋へ向かった。
板金屋の話によると、エンジンオイルは真っ黒になっていたが、故障などは見られなかったらしい。今度は交換の時期を忘れないようにしなければ。次の交換目安は何kmだったっけ。忘れてしまった。
