井の中のアイランド

エクスとプレス

雨の12月

12月になった途端、雪が積もったと思っていたら、あっという間に溶けてしまった。最近、天気が悪くても降るのは雪ではなく雨なのだ。今週からはまた雪が降るらしいが。

そもそも、12月に雨が降るというのも珍しい。データによれば、気温がおよそ3度以上の時はほとんど雪とはならず雨が降ることが多いらしい。一方で雪が降る条件として、上空1500メートル付近の気温がマイナス6度以下で、さらに地上の気温が3度以下であれば雪となるらしい。この他に湿度も多く関係していて、湿度が低いと雪が降りやすいといわれている。乾燥している場合は落下中の雪が蒸発することで周囲の気温を下げているため、雨に変わりにくいそうだ。つまり今年の12月は暖かいということか。

12月と言えばクリスマスシーズン。ホワイトクリスマスを期待している人も多いと思う。かくいう僕は雪が嫌いだ。青春時代のクリスマスに素敵な思い出がないということもあるが、それとは関係なく雪が嫌いだ。秋田県に住んでいながらこんなことを言うのもどうかと思うが、嫌いなんだから仕方がない。

まず、以前にも書いたが冬道の運転は危ない。石橋を叩いて渡る性格の人でないと冬道の運転はできないと思う(僕は石橋を叩いて壊しまーす)。それに、雪はどこにでもお構い無しに積もりまくる。これが本当に良くない。くまのプーさんのとあるエピソードでラビットが、「雪はもっと場所を考えて降ってほしいもんだ!」と言っていたことがあるが、全くその通りだと思う。

ラビット。家でジャンプするティガーに困っているらしい。

僕は雪嫌いが高じてむしろ雪かきが好きになったくらいだ。でも雪かきは全身運動でとても疲れるし、毎年必ず雪かき中の事故で命を落とす方もいる。雪かきは実は危険と隣り合わせなのだ。願わくば、安全なことだけ残して雨に全部流してほしい。